前回の記事
前回で、車体の解体と各部の掃除を行った。
今回はフレーム及び各部品の錆を落とし、塗装をしていく。
手始めに燃料タンク。
まずはこの塗装を剥がす。
↓塗装はがし液
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価格:1,672円 |
最近の塗装剥離剤は従来の成分を代用した”地球にやさしい”ものが多く売られているが、もれなく塗装にも優しいのか、イマイチ効果が薄い。
結果的にかなり時間がかかるので従来のタイプの剥離剤を使用したほうが良い。
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Holts ホルツ ペイントリムーバー 塗装はがし剤 250ml MH261 価格:674円 |
そこそこ剥がれた。
剥離剤で落ち切らない塗装や表面の錆はディスクグラインダーで削り落としていく。
このくらいが限界だった。
下地はいつものさび止めスプレー。もう3年の付き合いになる。
垂れないように、細かな段差が埋まるように塗っていく。
同時進行でフレームの塗装も剥がしていく。
3日くらいかかった。
こちらも下地を塗る。
錆の跡が微妙な凹凸になるので、出ている部分を紙やすりで削り、平らにしてはまた下地を塗る、という作業を繰り返す。
そしていよいよ色を塗る。
今回選んだ塗料はアサヒペンの高耐久ラッカースプレーの青。
安くて塗装が強く、塗りやすいのでこれにした。色のバリエーションがやや単調なのでどの色にするか迷ったが、あまり暗い色にすると車体の形状が目立たなくなってしまうので明るい青を選んだ。
カメラによって微妙に色が違って見えるが、思った以上にドラえもんの色だった...
他のパーツも同様に、塗装と錆を落として塗装していく。
下地。
塗装。
タンクとフレームを合わせるとこんな感じ。
最後に、塗装の仕上げとしてクリアを吹く。
正直無くてもいいのだが、このままではガソリンが少しかかったくらいでドロドロ溶けてしまうので、その対策としてウレタンクリアを吹く。
これでどのくらい効果があるのかは不明。
今の技量と予算ではこのくらいが限界である。高いと思ってウレタンクリアを1本しか買わなかったのでツヤツヤしている部分とくすんでいる部分とあり、若干ムラが出来たが気にしないことにする…
これで大体、組み立てる準備ができたので、そろそろパーツを買い集め、車体を組み立てていきたいと思う。
~つづく~