いきなりですが問題です。
このバイクの名前は何でしょう??
ホンダのスーパーカブだと思ったそこのアナタ、残念。
これはヤマハのタウンメイトというバイクです。メイトといえば2stが有名ですがこれは4stです。
近所の中華料理店から2000円で買ってきました。
蛇足ですが、そこの中華料理店の先代は太平洋戦争時、一式陸攻の搭乗員だったそうです。今から12年ほど前、小学校低学年の頃に家族で一度来店し、戦争体験を聞きました。米軍のB-25との空戦の話や特攻へ行った話を聞いたのをよく覚えています。
話を戻しますが、そこで買ったのはタウンメイト80、これは1987年製です。店主曰く、鍵を紛失したそうで、配線をいじってキー無しでエンジンがかかるようになってました。
ハンドルの横から出ている線がそれです。
なんとそれから、もう一台買いました。
こっちはバイク屋で3000円でした。
タウンメイト50です。これも4stです。
こっちもキーが無いかもしれないという......
スーパーカブにそっくりなタウンメイト。誰に見せても「カブだ!」と言われます。
まぁそれだけスーパーカブのあのスタイルがビジネスバイクとして完成されていたということなのでしょう。ビジネスバイクを合理的に考えた結果、行き着くのがこのスタイルというだけなのかもしれません。
ですがこのタウンメイト、他にはない珍しい特徴があります。
これがそうです。
ここはチェーンがあるはずの場所なのですが、チェーンは見当たりませんね....
そうです!このバイク、ドライブシャフトでエンジン動力をタイヤに伝えているのです!!!
チェーンに比べてメンテナンスが少なく、丈夫で安く済む。これがヤマハの戦略だったようです。
こんな歌まであります。
さぁ、この2台のタウンメイトですが、レストアして乗ろうと思います。現状ではキーが無いためなんとも言えませんが、おそらくこの状態ではエンジンはかからないでしょう。
80ccの方は火が飛びません...
まずは50ccの方からですね。
これから随時レストアの様子を記事にしていこうと思います。
[メイトに乗ったら安上がり!!!]がキャッチコピーのタウンメイト、修理は少しばかり高くつきそうです。
↓よろしくお願いします。